はじめに
7月最終週はイベント目白押しでした。
7/28(日本時間の本日7/29早朝)にはFOMC、1週間でTeslaやApple、Google、Microsoft、Amazonなどの注目企業の決算発表がありました。
7/29(日本時間7/30早朝)には米GDP速報値発表もありました。
テーパリングの発言に対する市場の反応はそこまで混乱することなく、むしろその後右肩上がり傾向。
どこまで上がるのかという不安が8月も続くのか、とさらに不安が増しているのは私だけなのでしょうか。。
FOMC
FOMCでは、想定どおりテーパリングに向けた議論が進んだようですが
市場は反応ほぼ影響なしという感じでしょうか。
日本経済新聞の後藤達也さん(@goto_nikkei)がTwitterでFOMCのまとめを発信されています。
◆ FOMCまとめ
FRBはテーパリングに向けての議論を一歩進めました。会見の主な発言や今後のポイントをスライドに簡単にまとめました。AM7:00からNIKKEI LIVE(下記リンク)でビデオ解説します▽NIKKEI LIVE(どなたでも視聴可能)https://t.co/KPaKVRyv9n pic.twitter.com/njOX22hjc0
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) July 28, 2021
◆テーパリングに耐性
FRBは28日、テーパリング(資産購入の減額)に向け、議論を進めましたが、市場はほとんど動じませんでした。今後、一段と検討を進めても「波乱は起こりにくい」との見方が市場で増えています。下記リンクでその構図をまとめました▽日経 https://t.co/tzmdWjbmBl pic.twitter.com/MwrszCDIcX
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) July 29, 2021
後藤さんの日々のツイートは、米国経済の情報がとてもわかりやすくまとめていただいているので
とても参考にさせていただいています。
ツイートの中では今後のテーパリングに対する耐性ができたのか、
現時点でテーパリングによる大きな混乱は起きないのではないか?という見方も出てきたようです。
テーパリング開始の予想は、22年初め頃。
約1年ほどかけてテーパリング(資産購入の減額)を進めていくという予想となりますが
「テーパリング耐性で市場反応さほど無し」については少し想定外ではありました。
直近で各指数が一時的に落ちた後、すぐに回復して逆に最高値更新も見せている指数もあって
テーパリングによる実際の市場の動きはそこまで反応していないとも見受けられますね。
また、米GDP成長率は市場予想を下回ったようですが、コロナ前の水準を上回っていたようで
改めて米経済の景気回復傾向の認識が強まってきました。
ここから、8月末のジャクソンホールでのテーパリング発表が想定される中で
7月末くらいから下げモードと予想していましたが、テーパリング耐性ありきで考えるとあまり影響はないのでしょうか。。。
あまりテーパリングにばかり気を取られていると相場に乗り遅れるような気持ちになりますね。
ちょっと悩ましいですが、8月は様子見で行く予定は変わらずです。
2021年7月以降の相場予想と購入方針については下記をお読みください。
8月の注目イベント
8/6 米国雇用統計
8/8 東京オリンピック閉会式
8/24 東京パラリンピック開会
8/18 FOMC
8/26〜8/28 ジャクソンホール会議
8/6の米国雇用統計は結構注目しているイベントです。
9/6までに米国失業保険の上乗せ給付が順次終了していくことで、失業者が労働市場に戻ってくるか(雇用回復が確認されるか)が焦点となります。
雇用回復が確認されると、FRBのテーパリングや利上げの前倒しの可能性も出てきます。
8/8には東京オリンピック閉会式。
「オリンピックは中止・延期」と言われ、開幕当初はあまり国民から受け入れられていないようなイメージが強かったオリンピックも後少しで終了。
始まってみれば、史上最多の金メダル数を現時点で獲得し、国民の気持ちも上向き傾向(私はオリンピックを自宅で観戦し日々感動してますw)
今後日本経済も良い方向に向かっていくのでしょうか??
パラリンピック終了後、秋には衆院選もあり下半期は日本国の経済と株式市場にも注目しています。
8/26〜のジャクソンホール会議では、テーパリングに関する発表(いつから開始するか等)が予想されていますが
この辺りまでに米国株式市場がどのような動きをしているのかが、とても気になるところです。
個人的にはある程度調整が入っていて、8月末〜9月で20%程度の下落が見られるようであれば
10月から本格的に”買い”に転じる予定です。
それまでは、米国の個別株を少しづつ買い増ししていこうと思っています。