はじめに
3月の米国株式市場は前半戦の3/15まではFOMCの発表を前に疑心暗鬼。
もしかして、インフレを抑え込むために想定外の利上げ措置を行うのでは?という考え方もあり、まずはFOMCでのFRBの方向性を見極めてからという流れでした。
ただ、FRBの方針が想定内ということが広まった翌日からは逆に株価は上げモード。
これまでの消極的な市場にまた勢いが戻ってきました。
直近では、リセッションの予兆となる長期金利と短期金利の指数が入れ替わる現象も起きているので、ここ数ヶ月〜1年くらいはリセッションの恐怖と戦いながらの投資となる想定となります。
ロシアによるウクライナ侵攻も先行きが全く見えない状態になりつつあり、戦争を停めることが難しいとされる中、世界はさらなるエネルギー問題やインフレに悩まされ景気の先行き不安も見え隠れ。
リセッションとなる可能性が高いのは間違いなさそうですが、この後の投資戦略はどうすればいいのか??状況が見えない中で私は、自動積立分(NISA含む)以外については消極的な投資と少し利確し現金比率を上げました。
そんな私の3月資産推移を公開します。
2022年4月6日時点の株式投資資産(2022年3月2日時点との比較)
2022年3月2日時点の資産額 | 20,608,680円 |
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2022年4月6日時点の資産額 | 21,810,042円 |
前月入金した投資額 | +300,000円 |
前月(2022/3/2)に対する増減額 | +1,201,362円 |
前月(2022/3/2)に対する資産率 | 105.8% |
2022年3月も1月同様に引き続き月額30万円を投資。
10万円はつみたてNISAを含む自動積立投資、20万円はETFや一部個別株を購入するような割り振りをしていますが、3月は20万円はほぼプールしています。
また一部の株式も売却したので現金比率が少し上がっています。
直近では株価も戻ってきている事と、円安によって資産が増える傾向にあります。
追加投資をしていながら投資余力として現金が増えているので、今後の市場を見ながら(リセッションなど下がってきたら)買い増しをしていきます。
リセッションが起きて株価が下がったとしても長期投資なのであまり気にせず、むしろ買い増しチャンスとして取っておいた余力を投資していくスタンスです。
日本株の資産比率が大きい私ですが、今回の3月を振り返ると米国株株価復活と円安によるもの。
これからも上がったり下がったりと忙しい市場になると思うので、一喜一憂せず淡々と積み上げていきます。
日本株は、期待しているバイオ銘柄がいい動きをし始めているので楽しみ。
あとは、経済再開がもっと進めば保有銘柄の復活、伸長も期待できるので新型コロナはそろそろ終わりにしてほしいです。
新型コロナよりも世界のインフレ、戦争などによる要因で世界恐慌がくる事も想定しておかないといけないので、いずれにしても投資は難しい局面となりますね。
2022年4月6日時点のPF理想と現状
引き続き2022年は年初に決めた通り、インデックス指数連動の投資信託やETFに投資を続けポートフォリオを個別銘柄からインデックス指数連動銘柄へシフトチェンジする方針で投資を進めています。
ただ、現状は静観としていてあまり動かしていない、むしろ米国株を利確して現金比率を上げているので逆戻りしています。
種類 | 理想の保有比率 | 現状の保有比率 |
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①投資信託(全米・S&P500)・米国ETF(VTI・VOO) | 50% | 9.4% |
②投資信託(①以外) | 5% | 8.2% |
③米国高配当ETF(VYM・QYLD・SPYD) | 20% | 0.5% |
④個別株(日本・米国) | 25% | 82% |
①〜④の合計に対する米国株比率 | 70% | 15.2% |
3月は高配当銘柄のQYLDや一部米国個別株を一旦利確しました。
一時大きくマイナスになっていた中で円安と株価上昇によってプラスになっていたので一旦利確としました。
今後のリセッション等による株価が下がってきたところで様子を見つつ買い戻すか、VTIに投資予定です。
4月以降夏頃まではチャンスが来るまでは静観予定です。
まとめ
とにかく、リセッションは起きると思っています。
世界情勢が大きくダウントレンドに変わる可能性が非常に高いと思うのでここから数年は現金比率を上げつつ高値から30%くらいを目処に下げたら買いましをしていきます。
ダウントレンドに入ると、下げては少し上げまた下げる。だまし上げに釣られて買うと痛い目にあうので、中途半端な下げで大きく投資するような事はしないように注意していきます。
高値から-40%、-50%までの下げもあると考えているので、一気につっこむような冷静さを欠くような投資は避けたいですね。
急がず、冷静に。
安いと感じたら少し買う。また安くなったなと感じたら少し買う。
これを意識しつつ長期目線で積み立てていきます。