はじめに
4月の米国株式市場は前半戦の4/13あたりまで、株価は下落。。
一時は株式投資資産が2000万を割るところまで落ち込みました。
理由はさまざま。
米国のインフレに対するFRBのさらなる金利引き上げ対応や資産縮小を控えていて先行き不透明感が主な原因か。
特にインフレは深刻で、対抗策を講じれば講じるほど株式市場の下落は免れない。
さらには米国の景気後退懸念、リセッション懸念もあって投資控え(キャッシュポジション多め)の方も多かったようです。
私は長期投資なのでポジション整理してまでキャッシュポジションを多めに取ることはしていませんでしたが
一部銘柄の利確や毎月の投資額のうち積立投資10万円以外は余力として時を待っておりました。
そんな中、注目となったのはFOMCからのFRBパウエル議長の発表です。
FOMC終了後のFRBパウエル議長による金利政策の発表は、まさに今朝5/5早朝3:30でした。
ポイントは2つ
①金利の引き上げ率は何%か
②資産圧縮の時期と内容
この2点以外にも、今の異常なインフレを抑え込むために
タカ派(金融引き締め制作に積極的なスタンス)要素のサプライズがあるのではないか?
という不安要素で4月末(実質5月頭まで)まで市場は大きな下げトレンドが続きました。
FOMCの発表で米国市場はどう動いていくのか??
そんな状況下において私の資産推移を公開します。
2022年5月5日時点の株式投資資産(2022年4月6日時点との比較)
2022年4月6日時点の資産額 | 21,810,042円 |
---|---|
2022年5月5日時点の資産額 | 22,667,766円 |
前月入金した投資額 | +300,000円 |
前月(2022/4/6)に対する増減額 | +857,724円 |
前月(2022/4/6)に対する資産率 | 103.9% |
2022年4月も同様に引き続き月額30万円を投資しています。
10万円はつみたてNISAを含む自動積立投資、20万円はETFや一部個別株への投資。
3月もそうでしたが、リセッション懸念やFRBの金利政策方針次第では下げトレンドと見ていましたので4月の追加投資額20万円もプールしていました。
基本的には積立投資・長期投資の方針のため、生活資金・必要資金以外の株式投資資金余力は毎月ほぼ0になるのですが、ここ数ヶ月は余力多めで過ごしてきました。
FOMC後の発表はタカ派予想の見方が多かったため、米国株式の株価も下落。
4月末にはVTI、VOO、VYMなどインデックス投資ETF銘柄もかなり下げてきました。
私は4月末〜5月頭のFOMCまでは、発表によって下げたとしても追加投資をすると決めていたので
4/22〜5/2までの間で、下げた時は買い増しを続けています。
余力はまだまだ多いですが、この期間で結構厚めにVTI、VOO、VYMへの投資ができています。
また、私の株式投資資産の大半を占める日本株式市場の飲食・旅行関連銘柄も好調。
4月はコロナに対する懸念(意識)が下がり、国を跨ぐ旅行も徐々に復活の兆し。
国内・海外も動き始めたことで保有している飲食・旅行関連銘柄(日本株)が戻してきました。
先月に対して+85万となっていますが、投資額30万を除くと約50万の増加。
ただ、2019年末から考えると追加投資額を踏まえ2600万以上の資産になっていないと増えていない。。。
ということになります。
長期投資なので今の資産増減にはさほど興味はありませんが、入金額より資産が増えていく事はうれしいですね。
今の投資が未来の資産増となることを念頭に継続していくことが重要だと改めて考えています。
2022年5月5日時点のPF理想と現状
引き続き2022年は年初に決めた通り、インデックス指数連動の投資信託やETFに投資を続けポートフォリオを個別銘柄からインデックス指数連動銘柄へシフトチェンジする方針で投資を進めています。
4月はインデックス指数連動のETFを買い進みましたので、少し①の比率が上がってきました。
種類 | 理想の保有比率 | 現状の保有比率 |
---|---|---|
①投資信託(全米・S&P500)・米国ETF(VTI・VOO) | 50% | 10.6% |
②投資信託(①以外) | 5% | 7.6% |
③米国高配当ETF(VYM・QYLD・SPYD) | 20% | 0.7% |
④個別株(日本・米国) | 25% | 81.1% |
①〜④の合計に対する米国株比率 | 70% | 15.9% |
4月は余力を①のインデックス指数連動型のETFを買い増ししていったので少し比率が上がっています。
保有資産に対しては大した比率では無いですが、FOMC後のパウエル議長発表が近づくに連れ市場に対する不安による株価下落のタイミングで買い増しできた事は良かった点です。
VTIは203.99ドルで買い増しができました!
ここからの株価がどうなるか分かりませんが直近の底付近で購入できたのでラッキーです。
まとめ
今朝のFOMC終了後、FRBパウエル議長の発表では
タカ派予想がなんと、ハト派寄りに!!
ポイントとしていた2つの点は
①金利の引き上げ率は何%か
金利引き上げは0.5%ポイントとし、0.75%ポイントの引き上げは積極的には検討しない
②資産圧縮の時期と内容
6月〜8月までは毎月450億ドルの資産圧縮
9月から最大950億ドルの資産圧縮
という発表となりました。
発表前までは、かなりインフレが進んでいるため①については0.75%〜1%ポイントの金利引き上げとなる予想もあり、厳し目の対応方針もあり得るというタカ派予想でしたが、パウエル議長の「0.75%ポイントの引き上げは積極的には検討しない」という発表から”ハト派寄り”と判断されたのかアフターマーケットでは買い目線となっています。
一時的には上昇トレンドとなるかもしれませんが、とはいえどうなるか。。
消費に対する需要は強いとの考え方も発表には入っていて、リセッションが起きるという懸念は少し忘れ去られているようにも思いますがどうなんでしょう。
6月以降の②資産圧縮が、急激に状況を変えてしまう可能性があると思っているので
あまり突っ込みすぎず冷静に、安くなったら買い増しを続けようと思ってます。