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個別株投資を長期投資して成功するのは難しい

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はじめに

長期投資であれば個別株への投資だとしても勝てる説
をいつも思っている私ですが、結局の所長期投資で個別株を触ってもうまく売り抜けて成功するのは簡単では無い=難しいということです。
絶対に上がる、業績も良かったので購入した銘柄でも株価は下げるという事は珍しくありません。
長期投資だからと考えていても株価が戻ってきたタイミングで売却して損はしないが、たいして儲からないの繰り返しも”あるある”です。

個別株投資に対する長期投資で成功するのが難しい理由

個別株投資の難しさは、いろいろな理由があります。
大きく相場が上下する短期投資が難しいのは当たり前ですが、長期投資でも個別株投資で成功するのは難しいとされています。

数年先(3年とか5年とか)に世界情勢を踏まえて成長する銘柄選定の難しさ

大きく業績が伸びる可能性が高い将来性高い銘柄を選定する事は、そもそもとても難しい
という事が一つ目の理由です。
むしろ、超短期なら運良くい良いタイミングで投資ができる可能性がありますが、逆に5年先といった中期投資となると現状のコロナのようなパンデミックや世界情勢など、読めない外的要因の影響も逆に受けてしまう可能性もあり銘柄選定するのはとても難しいことです。

想定外の天変地異があったとしても持ちこたえられるような銘柄選定や長期投資(10年以上レベル)でその影響から抜け出し回復する先まで銘柄保有できるようなどっしりとした投資でなくては成功は難しいと思います。

暴落に対するメンタルが保てない

十数年〜数十年に一度は世界情勢や天変地異などの影響を受けている株式市場ですが、銘柄によっては-50%以上の株価下落などは珍しくありません。

昔から株式市場の名言として「半値八掛け二割引」といった言葉もあり、高値に対して50%×80%×80%を掛け合わせた約30%まで株価が下落する事があります。

30%まで株価が下落して初めて底打ったと言われるくらいの大暴落があるという事を理解していない人が多いため、買った株価が半分になったから泣く泣く損切り。
自分が手放した途端反転して元の株価までV字回復する銘柄もありますね。

資産が見る見るうちに目減りしていき、その暴落に対して許容ができずメンタルがやられて損切りしてしまうのが普通ですが大きな暴落を経験した強者は、逆に30%まで目減りした時に、ここが底だ!と追加投資して平均取得単価を下げて大きな利益を上げるのです。

暴落に対するメンタルが保てる人のみが見える景色があるという事ですね。

利確のタイミング

一番難しいのは、利確のタイミングです。
買ってからすぐに株価が上昇し含み益が伸びている場合は意外と10バガーまで保有することは難しく無いのかもしれませんが、その道のりには必ずと言っていいほど含み損になるケースが多くあります。

一度含み益から含み損に落ちると、次に少しでも含み益が出た時に損しないように売却してしまうものなんですよね。
その含み益と含み損の差が広ければ広いほど、保有している期間が長ければ長いほど不安も増し待ちきれず売却してしまいます。

売却のタイミングが難しく、負けはしないが大きく勝てない、長期投資しても成功しない理由の一つです。

私の個別株投資の考え方

私も個別株への投資は行なっていて、いずれも長期保有を前提として購入しているものばかり。
特に新型コロナによって環境が大きく変わったことによって暴落し、今も回復の目処が立たない銘柄もありますが中期・長期投資を前提としているので売却はまだまだ先と考えています。

現在、私の保有している銘柄で一番大きく落としているのは
飲食関連の特にお酒を提供することがメインとなっている企業の銘柄が大きく落とし、一番底値だった時と比較すると株価は戻してきているものの業績回復の目処が立たず塩漬け状態の銘柄もあります。

この銘柄の場合は前向きに捉えていて、キャッシュフローが良い銘柄なのでアフターコロナでは確実に業績が回復し、この1年間を取り戻すかのごとく業績も株価も伸ばしてくれるだろうと長期保有と少しづつ追加投資を行なっているんですが、決算発表を迎える度に折れそうになる心と戦いながら投資をしています。

中期・長期目線で投資していく考え方だったので、このコロナによる大幅な下落にも売却して損切りする事なく今も保有して将来の業績回復を前提に株価上昇を待つ事ができています。

長期保有ができる理由

私が長期保有ができる理由は2つ

余裕資金でしか投資をしていないこと
現物でしか株購入をしていないこと

が重要だと思っています。

銘柄のキャッシュフローが良い事や将来性のある事業、フロー収入だけでなくストック収入を得られているか?などは選定タイミングでとても重要ですが、長期保有できるかどうかは自分の折れない心と余裕資金による投資にあります。

余裕資金で投資をしていないと、売るタイミングじゃないのに売却したり、無駄な損切りをせざる得なくなるような状況に陥ってしまいます。
また、信用取引の場合は長期保有に向かないため現物のみでの株取引を行なっています。

過去には長期保有で損せずに助かった経験も

過去2017年秋頃に楽天を購入した時に
そろそろ底打つだろうと考えて投資したと同時に株価が下がり、見る見る株価が下がり-40%くらいまで損失が膨らんだことがありました。
この時も、余裕資金だったこと、現物だったこと、楽天は必ず元に戻すだろうと考えて損切りせず2年間保有してプラスに転じた所で売却した経験もあります。

銘柄選定が大きく間違っていなければ、長期保有できれば負けない、という事は経験からも言えます。
資金効率からすると損切りして次へ投資した方が良いとよく言われますが、投資銘柄の未来の需要や業績に対して投資しているので自信を持って長期保有しています。
株価が下がっているとしても損切りせず、長期保有できれば負けはしないと思っています。

まとめ

社会情勢や、コロナなどのパンデミックが起きたとしても長期保有、長期投資ができれば大きくは負ける事はないと思います。
ただ、長期保有し長期投資しても大きく勝つ=成功するのはなかなか難しいという事です。
本当に個別株投資は難しいですね。

最近は未来を感じる銘柄を探すことはしていますが、あまり新規の個別株に投資する事は控えていて、どちらかというとETFなどのインデックス投資を中心にするようなポートフォリオに変更していこうと思っています。

でも、個別株は探すのも楽しいし、当たった時、見込んだ会社が業績を上げ未来に向かっている時に乗れるのはとても楽しいと感じるので、個別株投資をやめるという事は無いですねw