はじめに
投資は持株会への積立投資、個別株の運用から始め、長期投資(つみたて投資)のためロボ投資のWealthNavi(ウェルスナビ)を2018年11月にスタートし、約1年間の間ウェルスナビを続けてみました。
その結果から言えることは、長期投資(つみたて投資)は短期間で大きな利益を産むのは難しいですが確実に資産を増やすのにはとても適していると感じました。
2019年もトランプによる発言や米中経済交渉が軟膏する中先行き不安を煽り、株価も激しく上下しましたが長期投資は一時的に資産は減少したものの、2019年年末の上昇で大きくまでには上昇し持ち続けている事での強みを見せつけた形になりました。
個別で運用していた株では場面によって損切りもしてしまった事を考えると、とにかく確実に資産形成するのは触らない事も重要だなと改めて実感。
そこで、2020年は長期投資をロボ投資から卒業し、自分で銘柄を選んで購入する方法へ変更してみる事にしました。
なぜ自分で銘柄選んで購入する方法を選んだのか?
なぜつみたてNISAなのか?
資産形成最強と言われる「つみたてNISA」は本当に最強なのか?
を、つみたてNISAを始めた理由やその目的を踏まえて解説していきます。
つみたてNISAとは?
そもそもつみたてNISAって何?という人もいるかもしれませんので、税制優遇の制度を含め解説したいと思いますが、つみたてNISAについては他にもたくさん説明されているので簡単に解説します。
つみたてNISAは、NISAという税制優遇措置の積み立て版です。
簡単にいうと、政府が世の中の金回りをよくするために貯金させるのではなく投資に金を使わせたいという意図が理由で長期的にお金を投資に回してくれる人に対して優遇措置をしてくれるというもの。
通常の株式取引を行うと利益に対して約20%課税され税金を取られますが、それを非課税にしてくれるのでその分得するよ。という制度です。
つみたてNISAの場合は、年間つみたて投資額40万までが投資できて、そこから得た利益については非課税となります。
しかも購入した年から最大20年間持つ事ができるので、世界経済の急激な悪化があったとしても売却までに長い期間が設けられているのでその影響を受けづらいという特徴があります。
つみたてNISAを始めた理由とその目的
2020年1月より税制優遇のNISA枠を大事に取っていたので、通常口座を持っているSBI証券で「つみたてNISA」をスタート。
夫婦二人分の口座を用意し、それぞれの口座で33,000円/毎月(合計66,000円/円)をつみたて投資していく事にしました。
そのつみたてNISAを始めた理由と目的をお伝えします。
つみたてNISAを始めた目的
つみたてNISAを始めた目的は、直近数年のお金を作る事ではなく、数十年後の将来に向けて資産形成をする事です。
我が家では3人の子供達がいるので、最低でも独り立ちするまでは子供達が将来困らないような教育にかかる費用や
老後に楽しい生活ができるように早いタイミングから給与から少しづつお金を投資や積み立てに回していて、その中でつみたてNISAは将来の資産形成に最適だと判断して始める事にしました。
年間40万円、2037年まで18年間投資ができ積立していくと原資は720万円まで膨れ上がります。18年間という期間はとても長い期間ですが、約3.3万円を毎月積み上げていくだけで大きな資産を積み立てる事ができるのが魅力で、そもそも投資という事を抜きにして考えたとしても資産形成にとても有利だと考えています。
つみたてNISAを始めた理由
つみたてNISAを始めた一番の理由は、積み立て投資に関わる手数料の違いです。
つみたて投資は先にあったようにロボ投資WealthNavi(ウェルスナビ)で経験済みだったので抵抗感はありませんでしたが、ロボ投資よりも面倒だと勝手に考えていました。
ロボ投資では初期20万スタートで毎月家計から10万円を14ヶ月投資した事で150万が積み立てる事ができ、配当金や売却益を合わせると約8万円が増え、約158万ほどのお金を作る事が出来ました。
年間投資158万に対して利回り5%ほどとなり、一般的な年間利回り平均と同じくらいのステータスとなりました。
これとは別に個別株を売り買いもしていますが、inするタイミングや損切りの場面のストレスとかもなく、ほったらかしで回してくれるロボ投資(長期投資、つみたて投資)はとても楽!
長期で回せば回すほど利益が大きくなっていく事を実感できました。
なにも考える事なく、入金金額の設定をするだけで8万円の利益と合計158万円のお金が作れた事はとても画期的だと思っていましたが自分で銘柄選定し投資信託をするのは難しいのかな??実際どうなんだろう??と考え調べたのがきっかけで、手数料が大きく違う事を知りました。
しかも、意外と簡単でロボ投資とそんなに変わらない!という事実に気づき、ロボ投資から投資信託に変更を決定。
そこで、どうせなら税制優遇されるつみたてNISAで、長期投資するのが一番大きなメリットを出せると考えた結果「つみたてNISA」を始める事にしました。
ロボ投資と積み立て投資(投資信託運用)手数料の違い
WealthNavi(ウェルスナビ)の場合、ある一定の資産(3000万まで)になるまでは年率1%(取引手数料等は0円)ですが
自分で投資信託を運用する場合、銘柄によって大きく異なりますが年率0.1%台とウェルスナビの1/10の銘柄もあります。
長期投資していくという事は、期間が長くなればなるほど、運用資産も大きくなりそれに対する手数料も額が大きくなってきます。
そもそも、こういった株式投資の年間利回りはプロでも5%ほど、と言われている中で年率1%の手数料を取られていたのでは増えるものも増えないと思い自分で投資信託を回す事にしました。
長期投資・つみたて投資のポイント
長期投資(つみたて投資)のポイントは4つ
買い付け等が簡単
わかりやすい資産管理
ほったらかしでOK
相場が悪くても投資をやめない
いかに簡単に始められて、わかりやすく管理できて、ほったらかしていても積み立ててくれる仕組みでないと積立投資はうまく行きません。
機械的にいかに淡々と買い続けられるかが資産を増やすのに一番重要です。
私が利用しているSBI証券は、「かんたん積立」という専用アプリがあって
通常の証券口座と連動し簡単に投資信託を買い付けができて、資産管理もしやすくてとても便利です。
毎月決まった日に、指定した銘柄を決まった金額買い付けてくれるので
最初に毎月いくら購入するか?何を何%買うか?いつ購入するか?の設定だけしておけば
勝手に購入してくれるのでとても簡単、ほったらかしでOKです。
ロボ投資との手間を考えると、初期の設定だけ面倒ですがそれ以外は全く同じ。
しかも手数料は安く、リバランスも銘柄によっては毎月、四半期等状況に合わせて入れてくれるのでより確実に運用益を増やしていってくれると思います。
まとめ
長期投資が資産形成にはとても有利なのは、時間を味方につける事。
相場が良い時も悪い時も投資し続ける事で、複利効果も含めた資産形成が可能となる事です。
直近ではなく十数年〜数十年といった将来に向けた大きな資産形成になのが、毎月一定の金額を淡々と投資する「つみたて投資」です。
つみたて投資と税制優遇されるNISAを掛け合わせたのが「つみたてNISA」で最強の投資といっても過言ではないと思います。
ある程度、無理のない金額で少額でも良いので始めてみてはいかがでしょうか?